Life & Design

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モンスターロックバンド『KISS』から学ぶこと。

街に貼ってあったKissの巨大広告。これが最後の日本来日公演だそう。デビューから40年以上にも活躍し続けているモンスターバンド「KISS」これまで長いこと第一線で活躍しているバンドはそうはいません。何が凄いか。このパフォーマンスとブランド力。バンドの中心人物、ジーンシモンズは、一番の不良と思ったら大間違い、とてつもなく戦略的なビジネスマンだと言うことです。そんなKissからは、学ぶべきところがあります。ジーンシモンズ(著)『KISSジーン・シモンズのミー・インク』より。私は失敗した回数が成功した回数より多いだけでない。毎日失敗している。もう一度読んで欲しい「毎日」だ。私が手にしたどの成功も、何かしらの理由でうまくいかなかった数々の挑戦の上に成り立ってある。成功は失敗の上にしか成り立たない、と言っています。きみは失敗する。立ち上がってもなお、失敗するだろう。何度も何度も失敗する。逆に失敗の数だけ成功はある、とも言えます。失敗してもあきらめずに次またできるか、で人生は大きく変わります。
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書くことが苦手な人は悩まずに、文は一行目から書かなくていい

藤原智美著『文は一行目から書かなくていい―検索、コピペ時代の文章術』を読んでます。文は一行目から書かなくていいこの言葉に心にが動きました。子供の頃から作文や読書感想文が嫌いでした。想像力は色々と豊かでしたが(笑)どうやって文章に落とし込んでいけばよいか分からず、自分は文章を書くのが苦手と思い込んでいました。 書けないと悩む人に話を聞くと、文章は一行目からきちんと書くべきものと思い込んでいる人が多いようです。思い込みの元凶は、おそらく学校教育でしょう。 小学校では、作文を書かせるために四〇〇字詰め原稿用紙を児童に配ります。ただ、提出に最低限必要な枚数しか配られないと、児童は下書きなしで書くことになる。最後まで書いてから一行目を書き直すとしたら、文章をすべて消しゴムで消して文頭から書き直さなくてはなりません。それはさすがに面倒なので一行目が書けるまで二行目に手をつけようとしなくなります。この内容にとても納得がいきます。子供の頃、作文用紙に書いては、消しゴムで消してを繰り返し、完成ばかり意識して、作文用紙はボロボロ、結局半分も書けなかったことを思い出します。今ではワープロを使えは、文章を移動...
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思考をアップデートしよう、「いつかきっとこれを使うんです。」そのいつかは絶対に来ません。

櫻庭露樹著『8割を手放せばすべてうまくいく!【全捨離のすすめ】』を読んでいます。家の中がモノで溢れていたり、使わないモノを捨てられなかったりする人の話を聞くと、「いつかきっとこれを使うんです。」「いつかまたこの本を読むのです。」「いつか痩せたらこの服を着るのでとっておきます。」と言われる方も多いのですが、先に言います。あきらめてください。そのいつかは絶対に来ません。それにもかかわらず、そんな言い訳をずっと、永遠に口にしているつもりですか?ずっと変わらない状況に留まっていたい方は別ですが、人生に変化をもたらすためには、「今」すぐに行動に起こさないといけません。著者のこの言葉に心が動きました。私も何年も着ていない服があって、まだ着れるから、とっておこう、とクローゼットに掛けてある服があります。もう着ないから捨てようと思っても、当時の色んな思い出がよみがえってしまい服が可哀想、愛着があって捨てられないとそんな思考に陥ってしまいます。実は、その捨てられずにいる思考が厄介なのですが、それをなんとかしないと未来は明るくありません。家のクローゼットを開けると、今のあなたのお気に入りの“よく着る服”と...
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人生の大先輩から学ぶ、「不器用」は最後には器用に勝る

野村克也著『凡人を達人に変える77の心得』を読んでいます。「不器用」は最後には器用に勝るヤクルトスワローズ、阪神タイガース、楽天イーグルスの元監督の野村さんのこの言葉に心が動きました。大人になると、誰もが子供の頃のような先生はいなくなりますが、これからの人生をより楽しむ為に、メンターと呼べる師匠を探すか、本から学ぶ必要があります。じっとしてても、先生はもういないのです。今回、読んでいるこの本の著者、野村元監督も豊富な人生経験を持つた本の中の師匠と言ってよいでしょう。 天才などそうそういるものではない。 仮に、どこかの段階までは、努力なしで結果が出せても、自分が身を置く環境のレベルがあがったり、年齢によって衰えれば、努力をするしかないのだ。 つまり、最終的にすべての人間が、「自分は不器用だ。だから、努力や研究をしなくてはならない」と思わなくてはならないのだ。子供の頃、習い事をしてもなかなかうまくできないし、練習もしたくないなぁ、とよく思っていました。そんなに練習もしないで、たいした才能はないんだ、と決めつけて過ごしていたところがあるかもしれません。それは、ただの思い込みに過ぎません。自分...
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簡単なことでも「~したい」を毎日やった人だけに新しい扉が開く。

野村克也著『凡人を達人に変える77の心得』を読んでいます。仕事の本質は「単純作業の繰り返し」にあるヤクルトスワローズ、阪神タイガース、楽天イーグルスの元監督の野村さんのこの言葉に心が動きました。日頃、何か上手くなりたい、ある技術を習得したいと思っていも結果がなかなか出ず、才能がないとすぐに諦めて辞めていませんか? 野球は、単純作業の繰り返しである。 バッティングは、バットを構えてスイングする繰り返し。 守備は、球を捕球して投げる繰り返し。 その意味で、プロ野球選手は、「単純作業の技術屋」といえる。この単純作業をいかに高いレベルで継続できるかが、プロ野球選手の生命線を握っている。高度な才能が必要と思われるプロ野球選手ですが、バッターであれば来る日も来る日も時間があればバットを振り返って単純作業の精度を上げる必要があり、これなしには大成することはない、と断言しています。このことはビジネスにも当てはまると指摘していますが、確かにスケジュールや提案書の作成は、経験に基づいて何度も何度もつくって精度を上げる他に上達の道はありません。しかし、大きな問題もある。それは、「努力には即効性がない」という...
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自分の価値観を疑ってみると、視界が広がり景色も変わってくる。

鈴木領一著『100の結果を引き寄せる1%アクション』を読んでいます。この世の中には絶対的な価値観は存在しないこの言葉に心が動きました。普段「~をすると幸せ」「~を持つと成功者」「~できないと恥ずかしい」「~がないと不幸」と、どこかで思いながら生活をしている人は多いと思います。それは、これまで自身で経験したこと、人から聞いたこと、テレビで見たことなどが、頭の中の思考のミキサーでシャッフルした結果、自身の価値観として出来上がったものです。 忘れずに記憶してほしい事実があります。それは、「世の中には絶対的な価値観はなく、必ず相反する価値観が存在する」ということです。 「お金が大事」という価値観には「お金は大事ではない」という相反する価値観があり、「時間は無駄に使わない」という価値観には「時間は無駄に使うくらいがちょうどいい」という相反する価値観が存在します。 どんな価値観にも相反する価値観があり、そのどちらにも支持する人が存在します。どちらが正しいということはなく、あるのは、あなたの選択だけです。そもそも自身が考えることは、ホントに合っているのか疑うことから始め、それが表側の考えとしたなら、...