
9/26 大崎で開催された『CData MCP ナイト』に参加してきました。
AI関連ですが、これから避けては通れない分野です。
今回のセミナーはCData社とファインディ株式会社との合同セミナー。
CData Software, Inc. は、クラウドデータのコネクティビティソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダー。
MCPとは、AIに関連するModel Context Protocolの略
- 概要: 大規模言語モデル(LLM)と外部のツールやデータソースを接続するための共通プロトコル(規格)です。AI版のUSB-Cポートに例えられます。
- 目的: LLMがインターネット上の情報や、特定のアプリケーション(メール、カレンダー、表計算ソフトなど)にアクセスし、それらを操作できるようにします。
- 仕組み:
- ホスト(Host): LLMを組み込んだアプリケーション。MCPを通じて外部サービスに接続を要求します。
- サーバー(Server): 外部のツールやサービスで、LLMからのアクセス要求に応えます。
- クライアント(Client): ホストの要求をMCPに翻訳し、サーバーと通信するプログラムです。
- メリット:
- AIの能力を拡張し、特定のタスクを自律的に実行するAIエージェントの実現を可能にします。
- 様々なAIとサービスを統一的に連携させることで、開発や運用の手間を減らします。
- 提唱元: Anthropic社が提唱し、OpenAIやGoogleなどが追随したことで、AI分野における事実上の標準となりつつあります。

今回のテーマは「MCP の開発から実践的な利用まで、幅広く話を聞いてみよう!」
タイムテーブル
◻️ kintone とRemote MCP Server で実現する次世代BI? “AI Agent”による営業活動の圧倒的効率化
◻️ API提供者のためのMCPサーバー設計ガイド
◻️ CData× Oracleで実現する新しいデータ活用 ― 国産SaaS 連携から MCP Server for Oracle Database まで
◻️ HCL Dominoに蓄積されたデータのさらなる有効活用 ~CData HCL Domino MCP Serverの可能性~
◻️ NetSuite MCP Server とAI エージェントで未入金処理のオペレーション最適化を実現

開催いただきましたCData社とファインディ社の方々には貴重な場を共有いただき感謝いたします。その他にも、名刺交換させていたいた方々、参加者のみなさま有難う御座います。
新しい技術は日進月歩。情報を待っていると身近になったら技術者としてはもう古いということはよくあること。新しいことを楽しめるか、否かで未来は決まる、と思っています。
AIは初期段階でメリデメも整理されてきているので、次の段階からあっという間に課題は改善され、利便性含め進化するかも。利用者側のアウトプットの質は高次元になり、技術者としては、ついていけないと、指示待ち側の作業者なってしまうかもしれません。