Life & Design

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スランプと向き合う方法

スポーツや仕事、趣味、アートなど、何事もスランプに陥った場合はどうすればよいか考えてみます。前回は「上達するために大切なこと」をテーマに、初期段階で上達するには、次のステップにいく観点で説明しました。今回は、次の段階でやってくるスランプについて説明します。初期段階をクリアして楽しくなってきたある日、あれ?まったく変わっていない、と気づくことになりますが、努力に見合った成長が見られない状況に入っています。練習の成果が現れない時期図のように、プラトー(高原)と呼ばれる時期があります。誰しも経験したことがあると思いますが、上達(成長)するには、どうにかしてここから抜け出す必要があります。メジャーリーガー大谷選手でも、今シーズン、メジャー史上6人目の「40本塁打、40盗塁(40-40)」を達成しましたが、そんな中でもスランプに陥っていたとそうです。原因としては、元メジャーリーガー川崎宗則氏によるとシーズン後半で疲れが溜まってきて、思考を司る脳がバグる(不具合)のが原因と考えられています。ゴルフでも、経験を積んだゴルファーが突然フォームが分からなくなってきた、とコメントを聞くことがありますが、こ...
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上達するために大切なこと

スポーツや仕事、趣味、アートなど、何事も上達(成長)するにはどうすればよいか考えてみます。少しチャレンジしてみて、自分には才能がないからとか、自分には向いてないから、と諦めてしまう人もいますが、それは大きな間違いです。私もまさにゴルフでそのようなことを感じることがありますが、それは間違いなのです。何かをやりたい、と思い最初は、「好き」、「直観」、「憧れ」から始めます。私も子供の頃に粘土が好きで遊び感覚の陶芸クラブに入ってたくらいで、大人になってから陶芸教室に通い始めました。やってもやってもうまくいかない練習を始めて間もなく「グングン上達」のイメージを持っていた。ですが、やってもやってもうまくいかないことに悩みます。「才能がないから」「不器用だからかな」、「向いてないのかな」、と勝手に思い込んでしまいます。そして「上達しない」=「楽しくない」に陥ってしまいます。粘土は「楽しい」と思っていたのに、陶芸は「向いていない」という感覚が訪れます。練習時間と上達度は比例しないしかしながら、この状態は誰しも避けては通れません。図のように、練習と上達度は比例しません。私も陶芸を始めたころは、陶芸教室で...
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防災研修で自主防災についてディスカッションしてきました

今年の夏、市が主催する防災フォローアップ研修に参加してきました。防災研修としては2回目です。昨今の地震、猛暑(いや酷暑だな)、未知のウイルスと、これまで無かった脅威が身近になってきた時代になった感覚があります。もはや、そのことについて、何も考えない、備えないは、ちょっとまずいな、と考えるようになりました。特に茅ヶ崎は海と川が近いので防災は他人事じゃないんですよね。他の地域の防災をやっている方々と、自主防災でできること、についてグループディスカッション形式でアイディアを出しをしました。・被害の最小化・混乱の抑制・公助との連携防災のことを真剣に考えるのは始めてだったので、自分ができることはなんだろう、と考える時間はとても大切。暑い夏の熱い日となりました。
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防災リーダー養成研修に参加しました

年初の能登半島地震もありましたが、防災のことを習う、自分で考える防災研修に参加しました。湘南茅ヶ崎は海に面した自然災害リスクが高いので、人ごとではない理解です。今回の防災研修が防災意識の第一歩になればと思っています。AEDや担架の練習、瓦礫の撤去方法など、実技訓練も実際にやることで、いざというときに役立ちます。地域の方と防災について、大切なことをディスカッションしました。気づきがあり参加して良かったです。夏にフォローアップ研修もあるため、参加したいと思っています。このたびの能登半島地震により被害を受けられたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。みなさまの安全と被災地の一日も早い復旧を願っております。
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最近、小さな枠の中にはハマってきたな、と思うと読む本

子供の頃は、あれやりたい、これやりたい、で頭がいっぱいだったのに、歳をとると自分の殻に閉じこもっている、とでもいいますか、メッキリ枠の中にハマった面白くない大人になったな、と感じることがあります。やりたいと思っても、色んな考えがよぎって、ブレーキを踏む、アクセルを踏めない。そんなの本当の自分じゃない!と思ったら。岡本太郎(著)『自分の運命に盾を突け』そんなとき、岡本太郎の本を読むと目が覚めるようにスッキリします。人生、即、夢! 人生、即、夢だ。ぼくはほんとうにそう思う。 ところが、いま、ほとんどの人が決まりきった枠のなかでしかものを考えようとしない。夢をふくらませるってことがない。 自分の能力とか、周囲とのバランス、社会状況などをいつも考えて、まあ適当に、このくらいの調子でやっていけば大丈夫、大過なく人生がすごせると計算ばかりして、ほんとうの行動をしない。 そうじゃなくて、「こんなことはいまの世の中ではとても考えられないことだ。それなら、やってみよう」ーーそういう気持ちが必要だ。こういう奔放な考え方は、世間では、"誇大妄想"とバカにされるかもしれない。でも、そういう行動をとることで生き...
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来年度の目標はフットワークを軽く。後回しにすることは、やらないことと同じ

最近、歳のせいなのか頭である事ない事を悶々と考えてしまい行動に移せない時があります。ちょっと負荷が掛かるような内容は避けて通るようでいけません。なので来年度のテーマを考えていましたが、『フットワークを軽く』にしました。1日は24時間、1年は365日。それは、誰にとっても変わらない平等な条件だ。その平等に与えられた時間を、いかに効率よく使うかが大きな差になって表れる。フットワークの軽い人は、そうでない人にくらべて、何倍も時間を有効に使っている。それはつまり何倍もの時間を与えられているというのと同じことなのだ。いくら能力が高くても、1日が24時間でしかないひとは、1日を30時間にも、40時間にも使える人にかなうわけがない。フットワークが十分に軽ければ、能力の差を逆転することができるのだ。言い方を換えれば、フットワークの軽さこそが、ビジネス上の重要な能力ということになる。そして、このフットワークの軽さは、他の能力とは違って、心がけ次第でいくらでも身につけることができるのだ。やると決めたらすぐにやる。後回しにしない。後回しにすることは、やらないのと同じことだと割り切ろう。つまり、やるかやらな...